研究会「次世代ガンマ線観測衛星GLASTで切り開く高エネルギー宇宙物理学」
の開催
次期ガンマ線観測衛星GLAST( http://glast.gsfc.nasa.gov/ )は,1990年代に
活躍したCGRO衛星搭載EGRET検出器の後継であり,30MeV-200GeVでEGRETの数10
倍の感度を持ち,このエネルギー領域で過去最高の感度をもつ観測衛星です.
天体数も10000に達すると考えられ,パルサー、超新星残骸、銀河団、ブラッ
クホールでの加速現象、高エネルギー宇宙線と星間分子雲の相互作用、ガンマ
線バーストや活動銀河核を用いた遠方宇宙の研究などの天体物理学に加えて、
量子重力理論の観測的検証やエキゾチックな素粒子の崩壊ガンマ線の探索など
基礎物理学にも貢献することが期待されています。2007年8月末の打ち上げを
目指して順調に搭載装置の組み立てが進んでおります.GLAST衛星計画には,
日本からもシリコンストリップセンサーの開発などで重要な貢献を行なってお
り,その一翼を担っています.
そこで,今回打ち上げ後のサイエンスについての議論を深めるべく,GLASTの
サイエンスに関する研究会を開きたいと思います.本研究会は,日本で行なう
初めてのGLAST関係の研究会であり,今後も続けていけたらと思っています.
今回は,GLASTのPIであるPeter Michelson氏(SLAC)と観測マネージャーである
Rob Cameron氏(SLAC)を始め,各方面の日本の方々を招待して講演をしていた
だきます.それとは別に,一般講演も募集したいと思いますので,興味のある
方は奮ってご参加下さい.なお,発表は日本語でも良いですが,トラペは英語
でお願いすることになります.また,一般講演の方に対する旅費の援助は〆切
が早いですのでご注意下さい.
日時: 11月24〜25日 (24日の夕方に懇親会を予定しています)
場所: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西八号館 情報理工大会議室
http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayamaO-j.html
世話人: 大杉節(広大),河合誠之(東工大),高橋忠幸(JAXA/ISAS)
深沢泰司(広大),片岡淳(東工大),川端弘治(広大),水野恒史(広大)
HP: http://www-heaf.hepl.hiroshima-u.ac.jp/glastj2005/index.html
(今週中に立ち上げ予定)
招待講演者: Peter Michelson(SLAC), Rob Cameron(SLAC),
高原文郎(阪大),戸谷友則(京大)、井上進 (国立天文台),
内山泰伸(Yale大学),馬場彩(理研),吉田篤正(青学大),
浅野勝晃(国立天文台),山崎了(広大),福井康雄(名大),
釜江常好(SLAC),柴田晋平(山形大),谷口義明(東北大),
窪秀利(京大,予定)
参加される方は,以下の申し込み用紙に書いて,
fukazawa##hep01.hepl.hiroshima-u.ac.jp, ishiisci.hiroshima-u.ac.jp
宛にお送り下さるようお願いします.〆切は,事務処理の関係上,10月27
日とさせていただきます.なお,旅費は,先着順で援助を行なうかどうか決め
させていただきたいと思いますので,御了承下さい.
739-8526 広島県東広島市鏡山1ー3ー1
広島大学理学部物理科学科
深沢泰司
TEL 0824-24-7380
FAX 0824-24-0717
Email: fukazawa##hep01.hepl.hiroshima-u.ac.jp
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名前:
所属:
身分:
所属住所:
電話番号:
E-mail:
発表タイトル: (行なう場合)
旅費の援助: 希望する or 希望しない(該当する方を残す)
旅行日程: (旅費希望者のみ)
懇親会: 参加 or 不参加 or 未定(該当する方を残す)
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