左の図は、アメリカのX線衛星Chandraによるパルサーを含むかに星雲のイメージ。右は、中性子星と普通の星の連星の想像図

中性子星は、比較的重い星が最後に超新星爆発を起こした後にできるもので、理論的に予言されていたが、パルサーの発見により実在が確認された。中性子星で明るく輝いており、若い中性子星はパルサーとして(左の図)、X線ガンマ線でも輝いており、その周囲で粒子の加速が起きている。また、普通の星と連星を構成している中性子星は右図のように中性子星の周囲にX線で光る降着円盤を形成する。X線ガンマ線観測により、中性子星の性質・進化などを研究できる。