次期X線天文衛星Astro-E搭載硬X線検出器HXDの開発
 Astro-E2は、最新鋭のX線検出器を搭載した日本の5番目のX線天文衛星であり、「あすか」の後継にあたる。我々は、Astro-E2に搭載される硬X線検出器HXDの開発を、主に東京大学、宇宙科学研究所、理化学研究所、埼玉大学とともに行っている。Astro-E衛星は、2000年2月に打ち上げられたが、ロケットの不具合により軌道に投入されず、衛星として動作することなく大気で燃え尽きてしまった。多数の研究者lとメーカーの人の共同作業のもと5-7年にわたって開発してきただけに、痛恨の極みである。このため、Astro-E2チームは再起を図るべく、Astro-E2衛星とほぼ同等の衛星を打ち上げようと努力していきた結果、2005年6月に再び打ち上げられることが決まった。

HXDの構造


(左)HXDのセンサー製作の様子  (右)HXDを衛星に乗せた状態のキャリブレーション

HXDの主検出器1ユニット