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Astro-E2 硬X線検出器HXDの開発

Astro-E2は、日本の第5番目のX線観測衛星であり、2000年にロケットの不具合で 失われたAstro-E計画の再挑戦である。 搭載検出器の1つである硬X線検出器(HXD)は、徹底したアクティブシールドによっ て世界最高の低バックグラウンド環境を実現するものであり、10-300 keV域にお いて従来の衛星をしのぐ感度を達成すると期待されており、 ブラックホール、パルサー、ジェット天体、超新星爆発、銀河衝突、銀河団形成な どに伴う高エネルギーの光検出に威力を発揮する。 打ち上げに向けて、本年度から検出器組み立て作業が始まり、さらに信号処理部の 仕様を決める段階に入っている。 我々は、センサー部、エレキ、ソフトの開発で参加している。



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Yasushi Fukazawa 平成14年5月25日