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次期ガンマ線観測衛星GLASTプロジェクト

GLASTは、2007年2月打ち上げ予定の次期ガンマ線観測衛星であり、米日伊仏の 国際共同開発で進めている。 この衛星は20MeV-300GeV領域で 従来のガンマ線衛星の50倍も感度が良いため、画期的な成果が 期待されており、世界的に注目されている。 我々の研究室は、日本の中で最も活動的にGLAST計画に参加貢献している。 まず、高エネルギー物理実験で培ってきたシリコンストリップセンサー の技術を生かして、ガンマ線の到来方向を測定するトラッカー部の開発に大きく寄 与している。 また、ソフトウエアーの開発にも積極的に貢献している。 これらのため、学生も含めてスタンフォード大学加速器センター(SLAC)に出張・滞在 することが多い。

GLASTに用いられるシリコンストリップセンサーは、我々の研究室が設計開発した ものである。 実際に搭載されるセンサーの製造が引続き行なわれ、本年度中に95%の センサーが製造され,空乏化電圧とリーク電流とも 非常に良い性能が出ており(図1),故障チャンネル率は実に 0.008%と極めて低い.

図 1: GLASTのフライトシリコンストリップセンサーのリーク電流と空乏化電 圧の分布
\includegraphics[width=8cm]{Idist.PS}
    
\includegraphics[width=8cm]{Vdist.PS}



Yasushi Fukazawa 平成16年4月6日