Astro-E2は、日本の第5番目のX線観測衛星であり、 搭載検出器の1つである硬X線検出器(HXD)は、徹底したアクティブシールドによっ て世界最高の低バックグラウンド環境を実現するものであり、10-300 keV域にお いて従来の衛星をしのぐ感度を達成すると期待されている。 打ち上げに向けて、検出器組み立て作業を進め, さらに信号処理回路のフライト品の製作・試験も行なった。 HXDの開発は,宇宙研,東京大学牧島研,理研,埼玉大,金沢大などと進めてい る。