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広島大学への新望遠鏡の移設計画

すばる望遠鏡のR&Dで使われた赤外線シミュレーター望遠鏡1.5mが広島大学のも のとして,2004年度後半に広島大学近辺に移設される計画が進んでいる. そのため,岡山天文台や京都大学のグループと共同で,候補地のシーイング測定 を進めた. 広島大学周辺部の数箇所のシーイングを精力的に測定し,候補値の制定材料とし た. これについて,上田が修士論文としてまとめた. この望遠鏡は2005年度から観測開始予定であり,これを用いて, 将来的にはAstro-E2やGLASTで見つかったガンマ線バース ト,未同定天体,ブラックホールなどの観測を可視光で行ないたいと考えている.



Yasushi Fukazawa 平成16年4月6日