2001年6月に、GLASTの検出器が実際の宇宙環境で正しく動作するか、また上空の バックグラウンドはどれくらいであるかを調べるために、1/16モデルによって 気球実験がアメリカPalestoneで行なわれる。 気球環境では宇宙由来のガンマ線が弱いので、 我々は、人工的に方向のわかったガンマ線源ととなるアクティブターゲットを プラスチックシンチレーターと光電子増倍管を用いて5つ製作し、性能動作試験を 行なって、アメリカSLACに移送した。さらに、3人が2月よりSLACに滞在して気球 実験の準備作業に参加している。