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Astro-E2 硬X線検出器HXDの開発

Astro-E2は、日本の第5番目のX線観測衛星であり、2000年にロケットの不具合で 失われたAstro-E計画の再挑戦である。 搭載検出器の1つである硬X線検出器(HXD)は、徹底したアクティブシールドによっ て世界最高の低バックグラウンド環境を実現するものであり、10-300 keV域にお いて従来の衛星をしのぐ感度を達成すると期待されている。 打ち上げに向けて、前年度から引き続いて検出器組み立て作業を進め、 さらに信号処理部の仕様を決定した。 HXDの開発は,宇宙研,東京大学牧島研,理研,埼玉大,金沢大などと進めてい る。



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Yasushi Fukazawa 平成16年4月2日