next up previous
Next: 硬X線検出器(HXD)の開発

本研究室では、高エネルギー実験の経験を生かして宇宙X線γ線検出器の開 発を行なっている。 昨年度に引き続き本年度も、次期X線観測衛星ASTRO-Eに 搭載される硬X線検出器の開発に集中した。 また、X線天文衛星「あすか」の データに対して、特に大規模データ解析を行なって、宇宙の高エネルギー現象 を研究している。 さらに、アメリカの次世代高エネルギーMeV/GeVガンマ線観測衛星GLASTの 検出部に使われるシリコンストリップの開発も広島大学とともに行なっている。 本年度で釜江は退官し[25]、釜江および助手ともども広島大学に移動になり、 広島大学で活動を続けることになった。



 

Yasushi Fukazawa
2000-08-03