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次へ: 次期ガンマ線観測衛星GLASTプロジェクト

本年度も、プロジェクト関係として、2005年2月打ち上げ 予定の日本の第5番目のX線観測衛星Astro-E2に搭載される硬X線検出器 HXDの開発、そして国際協力で2007年2月打ち上げ予定の次期ガンマ線観測 衛星GLAST(アメリカ)の開発に大きく参加している。 特に,Astro-E2 HXDの組み立てが佳境に入り,研究室としてもHXDの開発に多く の時間を割いた. 将来検出器の開発としては、ガンマ線コンプトンカメラに向けた開発しており, それに関連してAstro-E2衛星の次に2010年打ち上げを目指すX線衛星NeXT計画 が検討段階に入り,カメラの開発も本格的になってきた. X線観測としては、ASCA衛星のデータを用いた銀河団の統計的解析、Chandra衛星と XMM-Newton衛星のデータを用いた銀河団や近傍銀河の研究、BeppoSAX衛星を用いた 隠れた活動銀河核の研究など,さまざまな物理現象や 高エネルギー天体を研究している。 本年度11月から,広島大学内で発足した宇宙科学センターの助手に着任した 川端氏との共同研究もスタートした.





Yasushi Fukazawa 平成16年4月6日